涸沼川を守ろう(4学年 総合的な学習の時間)

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 川根小学校では,総合的な学習の時間において,わたしたちのふるさとを流れる涸沼川の環境を守ろうという活動に取り組んでいます。涸沼川の現状を調べ,「涸沼川を守ろう」というテーマのもと,わたしたちにできることは何かを考え学習を進めてきました。 

4 EM団子投入後の水質検査(平成23年10月)

1 涸沼川の水質調査(平成23年7月)

 川根大橋下  COD 10mg/l
 南栗崎橋 COD 10mg/l
 川根大橋下 COD 13mg/l
 EM団子投入から1カ月が過ぎ,川の様子を観察し水質検査をしました。川の様子にあまり変化は見られませんでしたが,水質検査をしたところ,CODの値が少なくなり,水質がよくなっていることが分かりました。

 涸沼川の浄化活動の一つとして,4年生全員でEM菌を使った水質浄化を試すことにしました。EM菌については,茨城町さわやかエコの会会長の郡司亘さんに相談し,EM団子を作って川に投げ入れることを提案していただきました。EM菌は発酵食品などに含まれる有用な微生物で,水を浄化することができるそうです。
 エコの会の皆さんにご指導をいただき,400個ほど団子を作り,3週間ほど乾燥させました。

2 水質浄化のためのEM団子作り

 涸沼川の2か所のポイントで水質検査を実施しました。水中には魚の姿も見られたが,たくさんのゴミがあり,汚いという感想が多かったです。
 水質検査後,ゴミ拾いをし,たくさんの空き缶やビニール袋などを回収しました。

 涸沼川を守るために,EM菌が有効であることが分かりました。私たちだけでなく,各家庭でもEM菌を活用することができれば,もっときれいになるのではないかと思いました。また,川の周辺にはゴミが多く落ちているので,看板やちらしを作って呼びかけをしたり,ゴミ拾いをしたりしていきたいと思います。

 乾燥して出来上がったEM団子を涸沼川に投げ入れました。今回は水質がよくなかった川根大橋の下流で実施することにしました。
 EM団子の効果はじわじわとあらわれるそうなので,1ヶ月後に水質検査をすることになりました。

 川根大橋下  COD 15mg/l

3 水質検査・EM団子投入(平成23年9月)